スペック
形状:Salomon(58×191) 4種8本入バンドル Box Code:なし
2012/7/9 Vegas de Santiagoメールグループにて購入 $28
序説
この葉巻について
メールグループで購入した、ピュロスのサロモン、最後の一本。一本あたり$3.5で購入。ラッパーは4種類から選べて、その内訳は
- マデューロ
- オスクロ
- カフェ コン レチェ
- コネチカット
である。
今回の一本はコネチカット。
購入時点での喫った感想
シダーとナッツ、辛味とイガイガが強い。旨味は強いが味は薄い。フルーティーさは一切無く、香ばしい。ラスト間際はグラッシーで、コクと甘みが乗る、ワイルドでなかなか悪くない。VdSの葉巻のご多分に漏れず、非常に強い。フルストレンクス。
外観・状態
- 美しい色艶のサロモンで、一番馴染みがあるというか、安心感がある。
- ラッパーは油分がいまだ残り、葉脈もちゃんと処理されている。
- 例によって、ところどころ糊の跡がある。
- 揉んでみると、ヘッド側が硬いが、他は柔らかな揉み心地。
- ドローはやや悪いか。ちょっと詰まっている。
喫味
序盤
着火すると、リコリスの甘みと香り。しばらくして、オークモスと黒土。
更に最大口径の部分まで来ると、カボチャ。
マデューロやカフェ コン レチェと比べて、やや辛めの味わい。しめやかなレザーと漬物、後味にクルミとシトラス。悪くない。
煙量は並からやや少なめ。ミディアムストレンクス。
中盤
灰の硬さは並からやや脆め。
ヨーグルトとシトラスの香味が強く出てくる。前回のカフェ コン レチェと似た印象だが、やや苦みが残る。
終盤
ヨーグレットやシトラスの香味が強い。依然として、前回と同じ印象。香味の変化の仕方もそっくり。オークモスや腐葉土の香味が表面化してくる。エグ味と苦味が舌の上に残る。
カフェ コン レチェよりも香味が尖って感じる。そして、カフェ コン レチェの方が、香味に複雑さがあった。こちらは何とも単純、その上、冗長である。今一つ感が強い。
ラスト
ラストはヨーグレットの香味が強くなって終了。
総評
今回のコネチカットも生臭さはなかった。大変ありがたい。
年月を経て、強さがかなり落ち着いており、全体的に吸い易い。しかしながら、抑揚がなく、一本調子の喫味で、不味くはないが美味しいとも言い難い。ヨーグレットの香味は、年月を経たピュロスに特徴的なものであるが、それにしては甘みに欠けるきらいがある。
特徴的な香味なのに、特徴が無く感じる。正体の無い、謎の葉巻。良い経験になった。
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 備考 | |
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ドロー | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ | 0:息が通らない 5:最適 10:スカスカ | ||||||
強さ | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ | 1:ライト 5:ミディアム 9:フル |
今回の点数 | 平均点数 | 製造年 | 購入年 | 点数履歴 |
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65点 | 58点 | 2012年? | 2012年 | 2013年 50 |
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