スペック
形状:Laguito No.3(26×115) 5本入ペーパーパック×5 Box Code:MEL JUL 08
2013/9/21 Cigar Oneにて購入 $235
序説
この葉巻について
Laguito No.3最後の一本、コイーバのパネテラス。デイリー用の少し高級な葉巻として購入したもの。
コイーバの中でも古株で、製作開始は1967年。ランセロスに次ぐ2番目の古さで、コロナ エスペシャルと同年になる。当初は一般販売されておらず、一般販売が開始されたのは1982年のこととなる。鑑みるに、今この葉巻が吸えるというのは、有難いことだ。
購入時点での喫った感想
以前はまさにコイーバのLaguito No.3という感じで、派手ではないが静かにコイーバらしさを感じさせてくれる一本だった。美味しいけれども物足りなくて、もう一本、もう一本と立て続けに連投してしまう危険な葉巻で、いつも気づいたら無くなっている。
外観・状態
外見、流石はコイーバ、葉脈の目立たない美しい濃い色のラッパー。油分はとうに枯れている。リングからヘッド方向の部分が硬い。おそらくドローに難があるだろう。予想通りドローは硬い。揉み解すことで何とか解決する。
喫味
序盤
着火すると、ガスがブワッと吹き出し、シダーの板の香りとマカダミアナッツの香味。次第にオレンジ果汁と黒土の香味が立ち上がってくる。ミディアムストレンクス。大地の香りと、コイーバらしいこっくりとした甘み。うーん、旨い。
中盤~終盤
我を忘れて陶酔していた。甘みが膨らむ。ジューシーな果実の汁と夏積みのダージリンティー。バタースコッチ。コク深くて非常に美味い。甘みの余韻がとにかく長い。
ラスト
ラストは黒土とコク深い甘みが噴き出して終了。
総評
あっという間に終了。
小さくとも流石はコイーバ、少なくとも陶酔するくらいには美味しかった。
昔よりもコク深さと余韻が増していて実に美味しい。
煙の表層から一歩引いた、味わいの奥の方にコイーバらしい香味がある印象で、ここは購入当初からそれほど変化がない。しかしだからといって、コイーバらしい魅力に欠けるわけではなく、吸い慣れた人ならブラインドで吸ってもコイーバだとわかるだけのコイーバらしさはある。
香味が広がるというよりは一本の線のように長く続く。その為か、ついもう一本欲しくなってしまう。残りもあっという間に消えていってしまうだろう。
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 備考 | |
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ドロー | ★ | ★ | ★ | ☆ | 0:息が通らない 5:最適 10:スカスカ | |||||||
強さ | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ | 1:ライト 5:ミディアム 9:フル |
今回の点数 88点 | AVE.85 | 点数履歴 85,85,90,94,80,80,80,90,75,80 80,85,89,91,92,85,85 |
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