形状：Robustos（50×124） サンプラー（２本） Box Code：なし
2014/6/25 LCDH Knokkeにて購入 $0
以前、LCDH Knokkeでもらったサービスシガー。ハバノスから高名なトルセドールを招いて製作したサービスシガーで、一回の注文につき二本、付けてもらうことができた。以前の感じでは頗る美味かった。葉の枚数が少ないのか、かなり柔らかめの葉巻だった印象。これで最後の一本となるが、早速吸ってみよう。
油分が滲み、美味しそうなラッパーだが、葉脈はゴツゴツと太く目立つ。無骨で粗野な感じだが、色合いからは明るくて物腰が良さそう。手入れ良く履き込まれたブーツのようだ。ヘッドの処理がハバノス通常品とは違うような、こんなだったっけ？ 重量は他のロブストに比べて明らかに軽い。柔らかくてしなやかな揉み心地で、状態は良さそう。ドローは大変良好。
着火。かなりホワイトペッパーのアタックの強い、レザーとウッド。ほのかな酸味。後味にケーキ感がある。なかなか煙量豊富だ。あの頃よりも強さは増している印象。ミディアムーフル位。
古本の香り、強いモカコーヒーのフレーバー。美味しい。以前もコーヒーフレーバーの強い葉巻だった、以前と比べて他の味の要素がちょっとだけ古びて、ちょっとだけ華やいだような。幼いころに乗ったメリーゴーランドの思い出のよう。そしてオークモスと甘いレザーが香ってくる。香味としてはレザーとコーヒーの主張が特に強い。しばらくしてチョコレートの香味。シナモンとウコンの苦み。この漢方感はちょっと苦手。葉が詰まっていないのか、燃焼は早い。
ラストはほんのりと甘く、ほっこりとした芋とレザー。ホワイトペッパーはいつの間にか消えている。終了。
早い、あっという間に吸い終えてしまった。味わいとしては、ラスト間際の甘みが実に良かった。一方、前半は少々物足りないか。全体としては満足できる内容だったと思う。無料でついてくるサービスシガーとしては出来過ぎと言って良い位だ。Knokkeには今後も、こういった面白いイベントを企画して欲しい。このご時世だから、今は無理だろうけれども。またいつかは。
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