Partagas Serie P No.2 / パルタガス セリー P No.2

スペック

形状:Piramides(52×156) サンプラー Box Code:不明
2012/9/29 Cigar of Cubaにて購入 $0(オマケ)

序説

この葉巻について

 パルタガスのトルペドで、購入時点では唯一無二だった。2005年に販売開始されている。
 この一本は昔、何かのオマケでCoCからもらったもの。他のオマケでもらった葉巻たちと一緒にしまい込んでいたものだが、たまたま目についたので吸ってしまおう。

購入時点での喫った感想

 この葉巻は昔、おまけとしてついてきたものを吸って以来の再会になる。比較はこの、過去に吸った一本と比べることにする。
 その時は、ナッティ且つクリーミー、パルタガスらしいコーヒーの味わいが主だった。段々とコーヒーがカフェオレやチョコに変わっていき、時折栗の香味が現れる。なかなかに美味しい葉巻で、箱買いも考えていた。

外観・状態

  • 油分を失いカサついて見えるラッパーだが、触るとしっとりと滑らか。フットが少し割れている。
  • 揉んでみると少々硬い。もう少し加湿した方が良いのかもしれないが、季節的にこれからの調湿は慎重に行いたいところ。
  • 形の良いピラミデで、大変美味しそう。
  • ドローは良い。ハバノスのピラミデで、この姿形の良さで、このドローの良さというのは奇跡的。

喫味

序盤

  着火。枯れ葉にトースト、微妙な金属感。

 しばらくしてビターなコーヒー。なかなか美味しい。

 更に吸い進めると、焼けたゴムにレザー、酸味のあるシダーが絡む。やんわりとミルクが香り、滑らかさが出る。シダーが強い。ホワイトペッパーの辛味が喫味のアクセントとなる。そしてシンナーのような妙な、揮発性の溶剤の香り。これはいただけない。

中盤~終盤

 キャラメルと柔らかなコーヒーが香る。時折美味しい。ただ、ホワイトペッパーのひりつきが邪魔か。ちょっと強すぎるペッパーだ。旨味は強く、塩味すら感じる。

 そしてほっくりとした焼き芋。紅茶とキャラメル。キャラメル感がこの葉巻の特徴なのだろうか? 美味しいのだが、同時にかなりビターさが出てくる。美味しい要素が多いのに、何かと味わいの邪魔になる要素が出てきて浸らせてくれない。まったりとした甘みは悪くないのだが。

 バターの香味なんかも出てきて、実にコク深い。

ラスト

 かなり強い。ニコチンは強いのだが、喫味は軽い。シトラスの爽やかな香りに焼き肉の味わいがぐっとくる。チョコレートの香味も出てくる。ギリギリまで吸って終了。

総評

 中盤までは強すぎるホワイトペッパーや苦み、金属感やシンナー臭に悩まされたが、それ以降はこれらの悪い要素が消えてくれたので美味しくいただけた。残念ながら最後の一本だったので、もう他の物との比較ができないのだが、寝かせた本調子のセリーP No.2も試してみたいと思わせる味わいだった。またどこかで出会う機会があったら、もう一度試してみたい。

012345678910備考
ドロー    0:息が通らない 5:最適 10:スカスカ
強さ1:ライト 5:ミディアム 9:フル
今回の点数
78

AVE.82
点数履歴
85
葉巻の点数

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コメント

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